皆さん、こんにちは😊
いつも神戸ひざ関節症クリニックのブログをご愛読いただきありがとうございます(^▽^)/
猛暑が続いておりますが、皆さん熱中症にはお気を付けてお過ごしください🌻
さて、本日はベーカー嚢腫についてお話したいと思います。
ベーカー嚢腫とは・・・
膝の裏側にある滑液包という組織が炎症を起こしてしまい、そこに多量の関節液が分泌されて膨らんだ状態の事をいいます☝🏻
症状としては膝の圧迫感や動かしづらさ、時に痛みも感じます。ただし悪性の腫瘤ではないのでご安心ください😌
滑液包は、正常であれば中に少量の液体が入っており、それがクッションの役割を果たしています。
一般的には、以下の該当する人がなりやすいと言われています。
・関節リウマチの持病がある人
・変形性膝関節症の持病がある人
・運動などでひざを酷使する人
ベーカー嚢腫はどうやって治すのか・・・
治療方法としては、一般的に保存療法と手術療法に分けられます。
保存療法は基本的に症状が出ていなければ治療の必要はありません😀
痛みや腫れなどが強くなり日常生活に支障をきたすようなら、湿布や内服薬とともに注射器にて関節液を吸引し、経過観察を行っていきます。
当院へ受診される方も、変形性膝関節症の方が多いのですが、ベーカー嚢腫が見られるケースは少なくありません💦
適切な治療を行わないと、どんどん関節の変形が進んでいってしまいます😭
ベーカー嚢腫の治療と併せて、その原因について確認することをおすすめしております😀
お膝の事でお困りごとございましたら、一度当院にご相談くださいませ😌