みなさまこんにちは?
神戸ひざ関節症クリニックのブログをご愛読いただきありがとうございます?
本日は円盤状半月板についてお話させていただこうと思います?
当院にご来院いただいた患者様の中で「円盤状半月板」と診断される方がいらっしゃいます。
半月板というのは、太ももの骨と脛の骨の間にある三日月状の形をした軟骨で、クッションの役割を果たしてくれています。
通常半月板というのは三日月状の形をしていますが、
円盤状半月板はその名の通り、中央部も覆われており、ほぼ丸い厚みのある円板のような形をしています。
こちらは先天的なもので病気ではないのですが、
通常の半月板よりも中央部分に負荷がかかるため損傷しやすいとされています。
小児期から症状が現れる方もいれば、生涯を通じて症状が出ない方もいます。
症状としては、
⚡膝の痛み、違和感
⚡膝が伸びない、曲がらない
⚡曲げ伸ばしで引っかかって動かせなくなる(ロッキング現象)
などが挙げられます。
日常生活に支障がなければ経過観察となりますが、
症状が持続したり強い場合には、関節鏡下で部分的に切除し正常な半月板の形に近付ける手術をします。
円盤状半月板の診断をはじめ、
レントゲン画像では膝関節内の軟骨や半月板の状態まで確認することはできず、
MRI画像によってはじめて詳しく確認することができます。
当院ではMRI画像をもとに、しっかりと現状をお伝えしたうえで治療ついてのご相談をさせていただいております。
お膝のお悩みを抱えていらっしゃる方は、ぜひ一度お気軽にご相談ください✨